これでオシマイ 渡欧グラフティ 

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      未整理画像すべて御開帳。これが最後でござりまする。なんかごった煮のようでまったく
    脈絡のない写真が続きます。これといって強い思い入れもないからコメントも少なめで
    ちょっと心苦しいけど。比べるもおこがましいけど、ビートルズのホワイトアルバムみたい
    なもんだと思っていただければこれ幸い。

     友人宅のキッチン脇の窓に寒暖計が。部屋外と部屋内の寒さをチェックしたいのでしょ
    う。2個の寒暖計は、私には新鮮だった。ダイニングキッチンにはエアコンはない。あるの
    は暖炉のみ。だからの寒暖計なのかな。

     いつも真っ先に訪れる美術史美術館。の、扉。使い込まれた取っ手も素晴らしいけど、扉
    枠のすり減りが歴史を感じさせる。

     ウィーンの街角に佇む老嬢。黒のロングコートはいかにもって感じで強く印象に残った。
    ドイツ軍に収容されたユダヤ人たちもきっとこんな出で立ちだったのではあるまいか。

     中目黒のレストラン「バランチェッタ」の店主にプレゼントしようと思って。革の店を探
    してもらって。現地の飲食店ではお金はテーブルで払う、だからウェイターはみんな黒革の
    財布を持っている。それがね、えらくカッコいいんでおみやげにしたいと。で、店に行った
    わけだけど、よく考えてみたら「バランチェッタ」では支払い後レジで打ち込んでからお釣
    りをテーブルで渡すことに気が付いて。小さな店内を見渡して革の前掛けを発見。結局、そ
    れを差し上げた次第。で、この店。なりは小さいけどかなりの老舗で女性店主一人で作り販
    売。わざわざ工房の中まで案内してくれて・・・・・・。
     これが女性店主。親父さんのあとを継いでとのこと。

     革の型抜きマシン

     こじんまりとしてるけど整備されている様子が気持ちいい

     もう一人職人さんが・・・・。と思ったらお母さんでした。新聞読んでます。娘と母がひ
    がな一日ここで過ごす。きっと、今日だってそうなんでしょう。なんか、しみじみします。

     歴史を感じさせる工具箱。上の引戸と下の棚の組み合わせが納得させられた。地味だけど
    使いやすそうでgoodなアイデア。

     路駐は場所によっては全然OK。飲酒運転にも厳しくないようです(友人はいつもワインを
    飲んで運転してましたから)。そんなこととはまったく関係ないけど、圧巻なのは歩道の段
    差。

     赤車はポルシェです。指が入らないくらいのギリギリ具合。路面の段差を車高設計に組み
    込まれているのではあるまいか。そう思わせるほどどこでもギリギリの隙き間です。
     駐車の車間距離もね。ちなみに後ろの車が友人のルノー。親父さんの形見です。この車間
    距離は車の外に出て確認するなんてことはない。格別確認するふうでなく、普通に運転して
    こうなる。こんな近接駐車は私には絶対に出来ませぬ。

     郊外の湖の畔にあった遊具。100円程度で遊べます。こういうの大好きですから、私もや
    りたかったんだけど、なんだか恥ずかしくて言いそびれやりそびれ。もちろんクレーンは
    ちゃんと動きます。職業訓練のような遊び道具に感心させられました。期待通りノア君は半
    開きの口からヨダレ流しまくりでした。

     お店のショーウィンドーもこのような扉形式が多いんだけど、こんなデカイ看板でも!!
    以前記事にしたお店でもそうだったけど、これだけ巨大なガラス?を支える枠はかなりのも
    んじゃないとなりません。

     ウィーンの宮殿にある大生け垣。それの剪定にはこんなはしごを使うのダ。考えてみれば
    当たり前のことだけど。この生け垣はかなり長大だし高さもある。けど、いつ行っても見事
    に剪定されているのが不思議だったの。そのワケが今回判明。

     とある喫茶空間で供された水。奥のコップがなぜか満水で。日本だとだいたい水量は同じ
    ですもんね。どーしてこうなったのか?これが普通なのか?。もちろん私にはワカリマセ
    ヌ。

     ケーキを前にして物憂いノア君。どうってことない写真だけど私は気に入ってる。それに
    しても何を考えているのでしょう。こんなに若くして悩み事があるのだろうか?

     ミュンヘンのビール祭り。いやはやものすごい。野外でも昼間っから豪快に飲みまくり。
    みんな身体がデカイからどれくらい消費されるのやら。

     そして夜。ビール祭り最大のイベントに参上!!


     驚いたのは、これすべて仮設だってこと。ゲッ、マジで!!!!! 一年の中で数日(2週
    間って言ってかな)しか開催されず、それ以外は単なる空き地みたいなもんで。地面はアス
    ファルト。仮設を知らない店主は、どうも地面が変だと思っていたんです。常設の遊園地な
    ら誘導の線とか文字とか柵とかあるでしょ。それが全然ない。スッキリし過ぎてると。それ
    にしても、どうやってこんな大きな遊戯施設を固定するんだろうか?? まったく夢を見て
    るようで信じられません。

     超巨大なテント。むろんこれすべて仮設です。中では大袈裟ではなく空前絶後の大宴会。

     まさに騒然という表現がピッタリの場内。立錐の余地もなく、バンドの演奏もほとんど聴
    こえない。東洋人のアタイはいたたまれないというか、ちょっと怖いです。

     胸をキッと持ち上げた娘っこが大ジョッキを6〜7個(片手に2〜3個デス)軽々と運ぶ様は
    圧巻限り無し。こんな娘っことのSEX・・・・・・考えるだに恐ろしい。それにしても見渡
    す限りの酔っぱらい。日本の居酒屋で暴れることに比べたら月とスッポン。迫力が違いま
    す。こんな会場ですから、お子様厳禁。入口で断られます。ってことで大人の私たちだけが
    入場したんだけど勢いに気圧されて注文飲酒も出来ず。すごすごと。

     出てから立ち話をしていたら、今出て来た出入り口から数人の若者が放り出されて悪態を
    吐いている。どうも、酔っぱらって悪さをしたのでつまみ出されたらしい。若者だって充分
    に頑健太腕なんだけど警備の男はそれを更に上回る。一人の若者が喉を締め上げられたらし
    く咳き込みつつも叫んでいる。プロレスラーの乱闘のようで怖さはつのる店主。心はチビっ
    ているのであります。まぁ、あれだけの人数が目一杯酒を飲むんだからケンカがあっても不
    思議じゃない。しかもみ〜んな大男ですから、取り締まる側も大変でしょう。しかし、こん
    な光景を見るとメチャクチャのようだけど治安はそこそこしっかりしてるようです。
     帰国後たまたまTVで知ったんだけど、テント内には2千人くらいは収容できるらしい。厨房
    はどうなっているんだろう。興味津々だけど、もう一度行きたいとは思わない。

     ノア君を射的で遊ばせて帰る途中。歩きながら聞いたのよね。こんな若い男女もいる酒を
    飲んでもいる深夜まで飲んでいるならばSEXはどうなってるの? 当然、そこここでしてる
    んでしょ?と。どーしても店主の興味は常にそこにゆくんだ。そしたらミュンヘンに住んで
    いる友人曰く「その通り。この時期に仕込まれた子供は10ヶ月後に生まれる。ちょっとした
    ベビーブームになる」って。そんなこと言われても驚きません。そりゃそうだろうってくら
    いの狂熱ぶりですから。ブラジルだけじゃない、厳しい寒さの地でも繰り広げられる酒池肉
    林の世界は人間の潜在的な獣性を感じさせるに充分。淡白な日本の食生活では考えられない
    ことを痛感したのでアリマス。げに凄まじきゲルマン魂なのだ。

     そしていよいよ帰国のために空港へ。ありゃりゃ、ここでもノア君は愛車でスイスイ。
    ウーム、徹底してますなァ。

     と、ここまで下書きしてアップしようと思ったらウィーンからメール。2月末に夫妻が二
    人の子供を連れて(一人は奥さんの腹の中)来日するらしい。奥さんのおにぎり屋さんの契
    約が済みいよいよ工事に突入。おにぎり屋さんでありながらギャラリーも併設し、そこで展
    示販売するための商品を仕入れるため。と、書いていたら荷物が届き。それはメールで知ら
    された浮世絵版画(ギャラリーで展示販売するための)。なぜ私に送られるのかといえば、
    国内オークションでゲットした商品は海外発送が出来ず、まずは私のところへ、その後
    ウィーンに発送するしかないから。すでにFACTIOは荷物の中継地になりつつある。それにし
    ても、いやはや、早いんであります。追いつくのが大変なんであります。

     FACTIOで販売するオリジナル商品を考えなくちゃならない作らなくちゃならないといつも
    思っているんだけど、なかなかそうはゆかない。というのも、面白そうな企画が目白押しバ
    トンリレーのように巡ってきてしまうから。舟には乗ってみよ人には添うてみよ、と昔の人
    は言ったけど乗ったり添うたりしてばかりいると肝心の私の存在や立ち位置が怪しくなっち
    まうべ。かといって、添うたり乗ったりってことも大層面白くって心惹かれるものだし。そ
    んな状況を上回るほどの馬力があればどんどん商品も生まれるんだけど、なかなかそうもゆ
    かない。ま、これはこれでいいのかもしんない。これが私の人生なのかもしんない。と、今
    日も今日とて飛びまくる〜〜〜〜〜〜〜

    ♬時の流れに身を占ァ〜ってェ〜・・・・・・・・・の、店主でした。


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