椅子なんかデザインしちゃって

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     めっきりブログ書く事も少なくなり、ひっそりと暮らしてると思いきや、

    ちゃっかり椅子なんぞをデザインしちゃっていたんです。

     

     以前にも書いたけど、20代のころに家具の夜間学校に通ってたときに、太さ

    2㎝の角材で椅子を作る課題があってね。若かりし童貞のアタイがけっこうマジ

    で作った椅子、自分でもなかなかのもんだろと思い、捨てるには惜しいアイデア

    と考え、放置し続けて45年の末、ひょんなことで陽の目を見ることになってね。

     

     当時作ったのはコレ。学校での作品じゃなく新たに軽量化のために杉で

    作ったもの。座面は硬く真っ平ら、背もたれは真っすぐな角材、座り

    にくいことこの上もない。

     このアイデアの眼目は、分解できること。なぜかこのアイデアに惚れ込んで

    しまったんだわさ。椅子にとって分解出来ることの是非はあるだろうけど、

    初恋の人を忘れられないのと同様、この椅子も分解組み立てが出来なければ

    ならないのダス。でも、放置プレイ。一向に進まない。

     

     ことの発端は、一枚の布

     先生仲間の矢口加奈子嬢が布を作ってくれてね、こりゃ絶好のチャンス

    とばかりに、昔の椅子をちゃんと作ってみんべえと相成ったわけザンス。

    さらに、家具職人の寺本さんと知り合い、キッチリ作ってくれる人を得た

    こともデカイ。作るのは好きなれど下手なアタイだからね。

     試作を重ねること数脚、

     出来上がったんだわさ、試作が。すげ〜イイなんて自覚はないけど、

    悪くはないのと違う? 目指してる「ウェルメイド」な椅子の予感は

    たっぷりだ。ほてからにこの試作を持って寺本サンの工房に。こんなんです

    けど、作ってもらえるかな?

     でもって完成したのがコレ。ビシッと鉋がけした木肌にうっとり。アタイ

    にゃ到底ムリ、技術の差は歴然。寺本サンは当たり前なことだろうけどさ。

    それにしても映りが悪いなぁ。なんか色が死んでる気がする。

     フラッシュ使えばよかったのかしら。時すでに遅かりし由良の助。

     

     この椅子、数種の木材で作られているのだ。これがけっこう面倒でね。

    構造はいたって簡単なれど、太さは同じ、長さは数種類、異なる部材を

    組み合わせるのはアタマが混乱すること、けっこうな代物だ。穴の位置を

    間違わないように、でも部材の特徴は些少、それがね、面倒なワケ。

    それは布も同じコトでね。端布をミシンで張り合わせるのもけっこうな

    作業量と違いまっか?

     

     いずれ当店でお披露目するけど、この椅子は昨日から新宿・伊勢丹本館

    5階のウエストパークで開催されている矢口さんの「Across the Universe」

    で22日まで展示販売されています。ご用とお急ぎでない方、たまにゃ新宿

    まで行ってみんべえかな方、はたまたどれほどのもんか見て進ぜような

    奇特な方、如何でしょうか?

     

    45年の決着がついてよかったわ・・・・・・・・・・・な、店主でした。

     


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