たまには研がないとね

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     ふとしたキッカケで遊び半分の仕事、なんとか終わって今日も今日とて学校に行く。
    なんか最近ほとんど毎日だもんで、車で行くのも飽きて、無理矢理のバイク行。天気は
    雨、そんなことァわかってる、わかってるけど乗りたい気持ちが抑えられず。家を出る
    時は晴れてたのよ、ひょっとして予報は誤報か? でも、走り始めて15分ほどでポツリ
    ポツリ、雨だ、まいったな、引き返せないし、ええい、土砂降り上等、パンツ濡れるのも
    オモロいじゃないか、いざ突っ走ろう。

     遊び半分の発端はコレ

     講師仲間のY女史の授業作品を展示することになり、作品の台(什器という)を作る
    ことになったのだ。こんなのやる気はなかったんだ、でもね、アシスタントI川君と
    煙草吸ってたら、学生のM嬢が来て、展示の話が出て、I川君とアタイが二言三言の結果、
    そんなら作っちゃおうかってことになり、ほぼ一日で終えたワケ。展示会のポスターが
    コレ、これを元にアイデア膨らまして、スケッチも図面もなし、ぶっつけ本番でザクザク
    作り始めたんだわさ。

     什器の材料費なんかむろん出ない。材料買えないから工房にある廃材を使うっきゃない。
    せいぜい一週間程度の展示だから高価な材料はムリ、となると主材はタルキになる。
    適当に打ち合わせし、片方をI川君、もう片っぽをアタイ、それぞれ分担して

     これで50%ぐらいだけど、ここまでできれば後は早い。右がアタイ担当なのさ

     タルキをネジでどんどん止めて行くのはI川君。さて、これは一体なんだろか?
    図面なんか書けない、完成の姿は彼の頭の中にある、だから誰も手伝えないのよね。

     組み立て完了の図。んで、これはなんだろか??

     表扉から会場内パチリ。あとは仕上げを待つばかり

     台に付けた薄板。はて、これはいったい???

     展示会のタイトルは「キャサリンと太郎」、キャサリンは女性で太郎は男性、
    でもって再度ポスターを見ていただきたい

     キャサリンはハイヒール、太郎は下駄なんだそうだ。このイラストを応用して
    タルキでハイヒールらしきものを作り、古材で下駄らしきものを作ったというワケだ。
    台に付けた薄板は鼻緒のつもり。


     いよいよ仕上げ。寄ってたかって塗り塗りなペンキごっこ

     正面の壁がさみしい、ってことで額らしものを拾ってきて塗り塗り

     作品の飾り付けで大忙しの若き学生諸君

     ハイ! これがハイヒールの完成図、いたるところに作品が掛かってる

     椅子を改造した作品はごらんの通り。いや〜、イタリア風だなぁコレ

     下駄の鼻緒も塗り塗りしてご覧の通り、作品が並ぶとちょっとした店みたいで
    なかなかの出来じゃないか、と自画自賛。

     普段はていねいしっかりな作品を作ってるから、たまに雑できちゃないこんな仕事
    がとても楽しい。ネジや釘が見えたって気にしない、むしろ見えたほうがいい、何も
    考えず、計画も立てず、テキト〜にやっちゃっていい、学生もワイワイ言いながら
    愉しそうだ。いつもと違う仕事は感性を研ぐのにもってこい、錆びたセンスも多少は
    光るってもんだ。言うなればこの仕事は大きな砥石でさ、おかげでアタイのセンスも
    まだまだ錆びちゃいないってことがわかって、いたく納得イイ気分ときたもんだ。

     学生の作品展だからディスプレイも学生自身の手で作ったほうがイイ。そんなこと
    わかってます。でもね、入学して一年しかたってないし作品を作るだけで手一杯だから
    展示までは頭も時間も回らない。だから、ここでの展示は教室から机を持ち出して
    作品を並べるだけになってしまうのが常。それでイイという学生ならいいけどさ、
    もっと良くしたいという学生がいて、相談を受けたんなら、なんも助太刀をしない
    なんてこと出来ないっしょ。アイデアだけ与えてあとはお作りなさい、なんてこと
    は時間がないからムリ。作品をより良い雰囲気で展示することは誰だって望むだろう。
    だったらアシスタントと教師が作らざるを得ないじゃないか。違うか? 間違ってるか?

    アタイは間違っちゃいないと思いまっせ、断じて・・・・・な、店主でした。

     

    次々と襲来するのダ

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       茶箱がステキなインテリア収納に変身、その脚を担当してることは記事にしたが。
      先日、186個というとてつもない注文を受け、旋盤でクルクル削りまくり、ようやく
      きのう納品した。なんたって数が多い、一個二個と数えてたら吐き気がするから、
      なんも考えず頭空っぽにして、ロボットみたいにやるっきゃないんだ。しかも
      ちょっとでも気を抜くと「飽きる」という大きな問題が発生する。飽きに対抗する
      には、飽きないように工夫するか飽きる前に終わらせるかしかない。で、今回は、
      飽きる前にやっつけちまおう、と一気呵成作戦でゆくことにした。


       材料になる角材(66ミリ角)を注文して、適当な長さに切断して、丸棒を作って、
      それを輪切りにしたものがコレ。ふだんはせいぜい20個程度だから入れ物なんか不要
      だけど今回はそんなこといってられない。ここまでの作業、学校でやらせてもらった。
      個人の仕事だから公共の場には持ち込みたくない。けど、今回ばかりはゴカンベン、
      授業の前に機材を借り2時間程で決着がついた。


       丸棒の中心を出す

       中心を出す道具はコレ。私の苦境を見るに見かねてアシスタントI川君が作ってくれた。
      これは、どんな角度でもいいから二方向の線を交差させると中心が出る。カンタンな
      作業だけど、それだけに飽き病の虫がムズムズ感じられてちょっとコワイ。

       中心が出たらコンパス嬢の登場。削る目安の円を描く。焦るとコンパスの中心が外れて
      しまう。なんせ常に飽き病の恐怖が背中を押すから「早くはやく」と心が叫ぶ。

       木工旋盤に取り付けやすいようにポンチで凹みをつける。打ち込む快感が少しだけ
      あるしテンポもいいから病の心配なし

       こうなるわけだ。ここで一息。後は旋盤にセットして削るだけだ。

       今回使うのはこの工具。けっこうな長大だけど、この長さ重さはかなり具合よし。

       こうやって大福のようなカタチに削り出すワケ

       大福に削れたら、高速回転にしてサンドペーパーで磨いた後、正確な高さに切断。
      これがなかなか恐くてさ、刃と定規の間が3センチときたもんだ。

       次にこんな金具を取り付ける穴を開ける

       こんな感じ

       さらに穴の縁をグリグリ広げ

       ネジ3本で取り付ければ、木工作業が終わる

       そして、一階のショップで塗装。

       おおよそこういう工程で脚は仕上がる。これだけまとまった数量を作ると、どこで
      飽きるか、時間のかかり具合、時間短縮の智慧が生まれてけっこうなことでありんす。
      数が少なければノホホンでいいけどさ、多いと能率を考えざるを得ない。そうして
      人類は繁栄の道を歩んできたんだろうけど、能率ってもんはちょっと味気なくって、
      それが飽きることにも繋がっちまう。つまり、オモロくて飽きない仕事ってのは
      量は大敵ってことなのか? それとも飽き病はアタイだけの特異体質ってことかいな。
      みんなはこの問題をどのように処理なさっているんだろうか?

       大量受注はひとまず終わったんだけど、次に控えしはつぎなる脚。こっちは20個だ。
      大量生産を経験したこちとらだ、もう鼻歌まじりでスイスイ〜ってなもんだ。軽い軽い、
      ちょっと本気を出したらたちまち半分が終わっちまったぜ。明日にでも削りは完了する。
      それにしてもだ、なんか脚に追われて、いつも頭の中はそのことが離れない。かかりっきり
      ってわけじゃないけど、他の仕事がね、なかなか手につかないんだわさ。この先、この
      脚の評判がよくって次々と注文されたらどうなるんだろう。作るのは好きだし、頼まれる
      ことはウレシイけど、それはあくまでもそこそこの範囲なんだ。かなりとかけっこうとか
      大量なんてことになるとずいぶん困ってしまう予感充分。いやはや、どうにも、私の人生
      どうなることやら。けっこう、かなりな、大袈裟ぶり誇大内容で申し訳なし。

      木屑に埋もれて身動き出来ず・・・・・・・・・・・・な、店主でした。

       

      元に戻ってる?!

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         一体どうしたことだ? なんもしてないのにブログのエディターが直ってる??
        まったく元通り、なんてこったい、責任者出てこい!(昔の漫才師の決めゼリフだ)。
        叩けば直ったテレビとかひっくり返すと調子が出るアンプみたいと言えなくもないけど
        今回はなんもしてないからね、今朝なんの気なしに開いてみたら見覚えのある画面で、
        あたしゃオドロイタっていうか。ホント不思議なことがあるもんだ。

         数日前、都内のとある場所で人待ち顔で時間をつぶす店主。はて、どうやって時を
        過ごそうか? とにかく古本屋にでも行ってみよ。今、欲しい本はあまりないし、
        興味のある分野もなし、と、これといって期待はなく、の、二軒目。こんな本めっけ。

         厚さは4.5センチ、MOVIESというんだから映画の本だろ、1300円か、パラパラと
        めくったら写真集のようなもんだ、買ぉ! 洋書だから文章は理解不能、でも写真が
        あればわかるでしょ。ってことでズラズラと並べてみました。



         1895年から2000年以降までの映画シーンやポスターや出来事の写真が満載。どういう
        編集方針なんだか、雰囲気として名作ばかりではない。上記の映画はアタイが観たこと
        あるものばかりだけど、ぜんぜん観た事ないものも多い。みなさんはどうかな?
        知ってる映画あるかな? ま、人それぞれ好みもあるし年齢もちがうし、知ってたから
        どうだ? ってことなんだけどさ。

         で、なんのためにコレを買うたか。以前(といっても30年位前)どこからか棚を
        もらって、その棚板がガラスだったの。

         これが数十枚あって、いつか写真立てにしてやろうと思ってたんだ。でも、単なる
        フォトスタンドじゃつまらない、写真も入れてにしたい、でも、その写真がない。
        無断で使うと問題になるかもしれないし、カメラに興味はなし。かといって、写真集を
        漁るわけでなし、今日まで放置していたんだわさ。それにしても長いな、30年だ。
        自分じゃ気は短いと思ってるけど、そうでもないようだ。

         そのうちこのガラス板に台座と裏板を付けて写真立てが出来るかもしんない
         そのうち、その写真立てがファクティオに並ぶかもしんない
         そのうち、その写真立てを買う人がいるかもしんない
         そのうち、そのお金でYAMAHA B-1を買えるかもしんない

         なんてことは絶対にないない!! なんせmazdaluce5000師の完全レストアB-1は
        55万円もするんだからさ、たとえ買えたとしてもスピーカーがないんだからさ。

        チャンチャン・・・・・・・・・・・・な、店主でした。

         

        読みにくいだろうなぁ

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           ブログを書き込むエディターが変わってしまい、段落も行間も文末も一切なく ダラダラと長長しい文章になっております。きっと読みにくいでしょう。 わかってます、わかってます、わかってるけどどうしようもないの。ああ、コレ どうしたらよかんべえか・・・・・・・・・・。打つ手なしなんだわさ。 これでゆくっきゃないんだわさ。だれかおせ〜てくれないかな、状況突破の 智慧貸してちょ・・・・・・・・・・・・・・店主

          久々のオーディオだし

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             用事があって横須賀の久里浜台に行って、肝心の用事は空振りに終わったけど もう一つの
            用事を作っておいたから、そっちへ。そっちは、同じ横須賀だけど 長井に近い海辺、にある
            オーディオのお師匠mazdaluce3000の工房。ずいぶん 前に携帯を洗濯してしまい、☎が
            わかんなくなって連絡がとれずにいたの。  どうしてんのかと思って・・・・・・・。

             扉に鍵はかかっていなくて、声を 掛けたら2階から返事、あぁ生きてたんだ・・・・・。
            よかったな、マジで。一階が工房で二階が住まい、かなりの広さだ。薄暗い一階、案内されて、
            いたるところにダンボール、あいや〜溜まっとるやないですか。これらすべてレストア依頼の
            アンプに違いない。相変わらず全国からアンプを直して欲しいと 救いを待つ信徒はワンサカ、
            はよう仕事せんかい! 休んどる場合じゃない! なんてこと言えるわきゃない。なんたって
            神のように崇め奉る大師匠だからさ。 どうぞどうぞゆっくりとお休みください、いえね
            チョイと立ち寄っただけで 格別用事はないのでございます、あなた様が居なければ私どもも
            困り果てる わけですから、お気の向いた時にでもすこ〜〜〜しづつ手を動かし頭を使って
            いただくだけで、もう、こちとら満足なんで・・・・・・・・・。  数ヶ月溜まった
            四方山話に花が咲く。

             いつもはお茶菓子持参飲み物持参 なんだけど、いきなりの訪問だから手ぶらで失礼。
            おやおやそうですかい 師匠自ら珈琲を煎れて下さるんですかい、こりゃどうも恐れ入谷の
            鬼子母神。まずはダンボールだ。あれはなに、これはこう、と中身についてひとくだり。
            う〜む、下火になって久しいとはいえ、世にオーディオの種は尽きまじ、 いささか狂い、
            さらに狂い続けている方々はまだまだご健在なんだな。 この光景をそんな方々に見せて
            あげたい。真ん前にある大きなテーブルの上 にはテクニクスのレコードプレーヤーだ。
            デカイな〜これ。電源がダメになり 修理したと、それにしてもデカイ、特注でしょこの箱? 
            その向こう側には 真空管アンプ、LUXの文字が見える、師匠の手が加えられててただの
            LUXでは ない、トランスの交換で入院、なるほどいろいろあるんだ。人生いろいろ
            アンプもいろいろってワケね。左棚の上にあるちんまりとしたアンプ、前からあるんだよね
            コレ。聞けば 持ち主が亡くなり、路頭に迷ってると。「村越さん、持ってく?」、ふ〜ん
            そんならってことで持ち帰る。とはいえタダじゃないっす、持って帰り誰か 欲しい人を
            めっけるってこと、あるいは私の店に置くという事なんだわさ。  
             パイオニア SC-100だ。パネルデザインはマランツの伝統を受け継ぐ。
            カッコいいなぁ、これ。昭和だなぁ、これ。調べたら1971年頃製、82800円。 なんだ
            高価じゃんか、おそよ43年前ってことはアタイ22才、到底買えませんよ こんなアンプ。
            勤め始めた学校の初任給が確か3万だったから3ヶ月分、 ムリもムリ大無理でっせ。それが
            こうして私の手元にあることの不思議さよ。 流れ流れて辿り着いた先がFACTIOかい。

             そう考えると優しく温かく礼を失する ことのないようにせねばなるまい。とはいえ、
            このアンプはプリ、メインアンプ がなけりゃ音が出ないときたもんだ。そうかいそうかい、
            ならばエレキットの ちゃっこいアンプに繋いでやろうじゃないか。まずは音を聴いて
            やろう じゃないか。それで良ければワシが買うてもイイ、誰か欲しい人がいれば 譲っても
            イイ、どちらにしろ受けて立とうじゃないか。こうしたアンプにしろ人にしろ、ふとした
            出逢いがコトの発端なんてことは 山ほどある。出逢いは「ふと」だけど、それが「おや」
            になり「おやおや」 になって、「あれ」「あれれ」となって、いつか深く親密な仲になり、
            人生に おける得難い存在になるなんてことも山ほどだ。それは人を好きになることにも
            通じるなんてことも山ほど(くどいな)。

             昨日、学校で授業後に教室でダベって (古い言い方だ)たら、ある女生徒が彼氏の話に
            なって、デートの時にどんな 会話をするのかが話題になったんだ。彼女曰く「好きだ」
            「好きだ」を言い 続けるみたいなこと言ったから、そんな口先ばかりじゃなくってSEX
            すれば いいじゃんと暴言を吐いたアタイ。後からちょっと後悔したけど、本筋は間違っちゃ
            いないだろ。好きな人ならば、心にも身体にも愛撫し続けるってのが フツウなんじゃないか。
            マジメに全身全霊で相手に気持ちを伝えようよ。若いんだし、本気ならばさ、そうするって
            いうかそうせざるを得ないってのが 人を好きになるってことなんじゃないか。なんてね、
            思ってしまったワケ。
             
             考えてみればいわゆる「恋」はお祭りみたいなもんで、参加してる人々 (恋は二人しか
            いないけど)の気持ちが一致してこそ盛り上がるもんだろう。 お祭りのかけ声は「会話」
            だろうし、御神輿かつぐのは「SEX」みたいなもの。 心と身体の両方で楽しむものなんじゃ
            ないか。心と身体の相互作用で恋は 燃え上がるもんだろう。それがいつまで続くのか
            わからない、人はいつか 死ぬように恋だって終わりは来る。たとえ結婚という暫定ゴールに
            結びついた としてもさ、死という別れはやってくるんだからね。そう考えれば、未来を
            考えることなく「今」逢っているその時をいかに過ごすか、たとえそれが 数時間だった
            として心の底から満たされるようなひとときにするってのは 当たり前のことなんじゃ
            なっすか。そう思うアタイだからさ、件の女生徒の 妙に冷静な彼氏とのひとときに
            物申したくなるんだわさ。そんなことだから 作品だって通り一遍のオモロくないものに
            なるんじゃないか。  恋にしろ仕事にしろ情熱を傾けてさ、のぼせあがってさ、夢中に
            なってさ、 そういう気質が必要だと思うんだよね。違うかな〜? そう思うんだけどな〜

            相変わらず横道にそれっぱなし・・・・・・・・な、店主でした。

            なんだか変なの

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               数日前からブログの書き込み用の画面?が変でさ、一体どうしたんだ?  って思案投げ首。画像が添付出来ないし、文字も変えられないし。そのうち 直るか、なんて思ってたけど一向にそんな気配はない。だからといって 更新しないってこともなんかね。で、とりあえず文章だけでやってみっかと。  昨日、東京は目黒にあるホテル・クラスカに行ってきた。全国の家具 売れ行きNo.1が勢揃いってふれこみの展示会だ。これに参加してる卒業生 K保田君が名古屋から来て話して、いろいろ聞いて、そんなら行ってみようか ってことなワケ。およそ80商品が並んでいて、それはそれでいろいろ思う事は あったんだけど、問題は帰り道。駅への帰り道、このまま帰るのも なんだかなあと、ふと古本屋の立ち寄ったんだわさ。こういうこじんまりとした 古本屋さん少なくなったよな、本を見て回る。所持金は2000円くらいしか ないから大したものは買えないけど、とかなんとか思いつつ。  「向田邦子の恋文」発見。すでに何回も買おうとしたけどなぜか入手に至らず。 あの、向田邦子の秘めた恋のことだから興味は万全だ。ここで会ったのも 縁だもの、420円で買うたわけだ。老齢な店主に「これください」、ビニール袋を 取り出そうとするから「いやいや、そのままでいいんですが」とすかさずお断り して、次の書棚に。小林信彦「映画が目にしみる」発見。525円だ。マズイな、 これも買うか。「映画が目にしみる」はプラターズの「煙が目にしみる」から 拝借したんだろう。そんなこと言うまでもないことだけど、今どきの若い方々は 知らんかもしれないので、一応。こと映画に関して小林サンの記憶力は驚異的だし 文章もスバラシイから、予想通り入手。またしても「これください」だ。 店主は「やっぱり袋いるでしょ」「そうですね、袋ください」。  そしてなんとなくさらに奥の書棚を覗くと「男を抱くということ」をめっけ。 三人の会話本だけどその一人が斉藤綾子だからな、マズイな、これも買うのか?  値段をみれば525円、財布を開いて確認、帰りの電車賃は200円だから、 これ買っても大丈夫!ふらっと立ち寄った書店で三冊も買うてしまったわい。  さっそく「男を抱くということ」から読み始める。この三人SEXについちゃ 手練の女剣士だから舌鋒鋭く男のSEXを解析、いや〜気持ちいいっす。  以下、きわめて品下がる内容ですから、エロやSEXについて不快に思われたり、 嫌いだ!という方はどうかお読みにならないでくんなまし     ・     ・     ・     ・     ・     ・     ・     ・      ・  さてと、まだ途中だからね、経過報告って感じだけど。話はチン子の硬さに ついて言及される。硬ければいいってもんじゃない、柔らかいのもいいとの仰せ。 へぇ〜そうなの?そうなんだ? 三人三様硬さについての蘊蓄は充分あるし経験 だって見上げたもんだ。理由ももちろんある。私が新鮮に思ったのは「自分の サイズが確認出来ること」なんだ。女性が自分の性器の容量を確認出来るって ことがね、新鮮なの。硬いチン子だとそれが確認できないらしいんだ。でも、 ふにゃふにゃじゃダメ、芯は硬くて外が柔らかいのがイイと。SEXには相性が ある、そりゃそうだろ、なにごとによらず相性はあるからさ。でもSEXの相性は もっと他のとこだと思ってたんだよね。ふ〜ん、そうなんだって感じでいたく 納得。知らなんだ、でもこの年になってそんなこと知ってもなぁ。オレに どうせいって言うの? ま、そんなこと言ってもいたしかたない。己のチン子は さておき、SEXの深淵情報だけは入手しておかないとなるまい。でも、その 情報使い道はあるの?? 言わんといて、ほっといてんか。そんなこんなで 読み進んでいるんだわさ。 いや、実にオモロいでっせ、この本・・・・・・・・・・・な、店主でした。

              質感かぁ・・・・・・・

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                 昨日はけっこうな大雨の中「ファイア&ルブタン」を観に行ったのだ。横浜まで。
                たしかこの映画館で連合赤軍の映画観たな、なんてこと思いつつ、ひょっとして混んで
                るかな? 案に相違して、凄い少数観客。ざっと10人程度か。こちとら期待満々だけど
                世の中的には興味をそそられてはいない。ナルホド、ソウイウコトカイナ。
                 でもって、上映の幕は上がる。女体は素晴らしく装置もいい音楽もいい、衣装も靴も
                みんなイイんだ。でもなあ、なぜか眠くなる。どうしたんだ、オレ! オイオイ眠るなよ。
                なぜに眠くなるのか? 考えるまでもない、振付けが単調で飽きちゃうときたもんだ。

                 映像としての条件はすべて揃ってるにもかかわらず、唯一振付けだけはいただけません。
                アメリカの派手な腰フリフリに毒されているせいなのか、いやいや、そうでもあるまい。
                もうちょっと変化が欲しいと言ったってバチはあたらないだろう。天下のおフランス、
                あのクレージーホースとルブタンが手を握ったんだ、こんなもので済むはずがない。
                一体どうしたんだ! と心で叫ぶも淡々と進む映像に瞼が重くなる。これなら本の方が
                よほどいいじゃんか! なんてこと思いつつ静かにすみやかに横浜を去る。

                 それからあっちこっちにぶらり散歩、で帰ってからいつものようにトーヨーキッチン
                渡辺社長のブログを覗いたら、こんな記事が
                 製品のデザインを考えるとき、その製品の持つ質感をどう表現するのかというのが、
                TOYO KITCHEN STYLE の製品造りのテーマの一つです。
                 手前味噌の話ですが、他のキッチン・メーカーの製品とうちの製品の一番大きな差は、
                この「質感」だと思っています。中略。例えば、ステンレスのキッチントップですが、
                理屈から言うと板厚は外見からは判断出来ない筈ですなのですが、実際の製品を見ると
                外観からステンレスの板厚ははっきり分かる事が多いのです。
                 日本の製品の多くが、欧米の製品に較べて「質感」が貧弱に見える理由ですが、製品
                企画の段階で必ず通るのが「VA」という手法で、日本語で言うと「価値分析」
                というのですが、その製品に要求される機能や耐久性を数値化して、製品を構成する
                パーツの一つ一つに対してオーバースペックではないかと検討をしてコストダウンに
                繋げるという手法です。この「VA」の要素の一つに「質感」という概念が欠如している
                場合が多いのです。これは「質感」というものが数値化出来ないという問題もあるのですが、
                往々にしてこの「質感」というのを製品作りの過程で軽視する傾向が日本企業に多く
                あるような気がします。
                 余談ですが、聞きかじりの話なので本当の話かどうかは分かりませんが、トヨタが
                レクサスを開発する過程の中て高級感というのは車の中でどう表現されるべきか
                という議論があったそうです。その時に最初に取りかかったのが外装の塗装だそうで、
                欧米の高級車並の質感を外装の塗装でどうやって表現をするのかという事が大きな
                テーマだったそうです。中略。日本の企業も汎用品だけで世界を圧倒出来る時代は
                終わった今、趣向品のマーケットでの存在感を高めていくには、この「質感」というものを
                製品の中でどう表現をしていくかというのが大きな課題になってくるような気がします。

                 
                質感というコトバの使い方が新鮮だい。アッシは、材料の肌触りとかいった触感として
                理解してたんだけど、それだけじゃないんだな。ナリホド。製品の質感かあ、こりゃ
                なかなかの難物だろ。光沢や色や材料の厚みや、なんだかいろいろあるんだろうけど
                数値化できるもんじゃないし。言葉探しから始まるのかな? それに等級つけて規格化
                するのかな? 美の規格や高級感の規格? それぞれの会社で極秘の資料なのかな?
                まったくわかんない、けど興味はそそられる。

                 それとVA。価値分析って言われるとわかりやすい。こちとらだってなにかを作る
                時には構造的に大丈夫かどうか、経験で判断して部材の太さを決めるんだ。
                必要最低限っていうわけにもゆかず、適正な太さや厚みを決めかねること多し。美しさ
                とかバランスとかテキトー曖昧な感じでしか決められない。だけど、質感やVAって
                基準があるんなら、小さな光明が見えて来る気がする。きわめて大雑把だけど、見当は
                つけられそうだ。

                早速使ってみたいな質感&VA・・・・・・・・・・・・な、店主でした。

                段取り無視の暴挙

                0
                   毎週木曜日の午後は、一年生の授業。小さなまな板サイズの板を使って卓上小物を
                  作ってみいと、全7回の授業は今日が4回目、残るはあと3回。身の回りにある◯形
                  を撮影してきてちょ、それを元にしてなんか作ろうじゃないか。ということで、撮影
                  した写真をあ〜でもないこ〜でもないと考えて話し合ってアドバイスしていよいよ
                  作り始めたワケ。なんたって、これまで木工なんかやったことない、ど素人集団でしょ。
                  技術もなけりゃ知識もない、ないないづくしの若者、しかも彼らのアイデアを尊重し
                  無視することなく、育んでゆき誘ってゆくのはなかなかのノウハウが必要なのさ。

                   ま、それでお給金いただいてるでしょ、って言われればそれまでだけど。

                   ◯形はなんでもいい、コインでもコップの口でも、とにかく自分で探して自分で
                  撮影しプリントアウトしてきなさい、ということだ。なぜに◯なのか? それはドリル
                  で穴を開けるのがいっちゃんカンタンだから。大きな穴ならば糸鋸で切り抜けるし。
                  めったに怪我もないしということなんだ。それを元にいろいろ考える。用途は適当で
                  いい、まずは考えを広げて、広げて、そして最後は一点に。そんな感じで進める
                  んだけど、これがなかなか進まないのよね。なんせ、みんな初めてのことばかりだから。
                  一回説明されたってわかるもんじゃない、捲まず撓まずやんわりとマッサージするように
                  アドバイスせねばならぬ。

                   何ごとによらず、モノを作る場合、手順や段取りがあることは当たり前だ。順序を
                  無視して作ると、後悔は次々と生まれてしまう。なんで先に接着してしまったの?
                  先に穴を開けてから固定すればカンタンなのに、なんて事態に陥る。そんなこと
                  わかってる、わかっちゃいるけどやめられぬ、わかっちゃいるけどそうはイカンのです。
                  なぜなら、スケッチの段階で全容を理解する事ができないし、先の先の作業を説明しても
                  経験がまったくないからワカランのですばい。だからさ、段取り無視で、まずは作って
                  しまおう、まずは接着して形にしてしまおう、という暴挙を指示実行することになる。

                   小さな部品を作って、まずは接着やら組み立てやらをして、おおよその形になれば
                  学生自身が作品の全容を理解出来るようになり、細部の加工をイメージすることが
                  できるんだ。登山に例えれば麓から山頂が見えなくても、ある程度の高さまで登れば
                  山頂が見えきて、そのときに初めて次にやることが理解できるみたいにね。こんな
                  経験を積み重ねてゆけば、もっと早い時点で(スケッチ段階とかさ)、作業の流れが
                  理解出来て、作業の優先順位もわかってきて、段取りもスムーズに出来るように
                  なるってもんだ。段取り八分?だったっけ、いかに段取りが大切かってことは昔っから
                  言われてるよね。

                   なんたってアタイはさ、実物主義っていうか現物主義っていうか、つまり縮小モデル
                  とかパソコンで描いた図像なんかにゃ興味はないからね。それはあくまでも実物を
                  作る為の過程でしかないじゃないっすか。実物を作るにはいろんな制約があるし、
                  技術や機械の限界もあるし、うまく出来上がらない事も多いけど、そこを智慧と工夫で
                  なんとかするのがオモロイし醍醐味だと思うんだわさ。それを説明するためによく
                  使うのが恋愛本。本を読んだり人に聞いたりしたって恋愛の喜びなんかわかるハズも
                  ない。自分が体験して初めてわかるもんでしょ。痛みや悲しみもあるだろう、喜び
                  だけじゃない、そんなこともわかるだろ。トライ&エラーで試行錯誤したさまざまな
                  経験が自身を豊かにするし、それが大人になるってことなんじゃないっすか。

                   楽しくて面白くて為になる、これがアタイの授業の大方針。やる気のある学生に
                  教えるのはさほどムズカシクはない。偉そうに言うけど、長き経験に裏打ちされた
                  私の考えだからしかたない。ずいぶん前から、やる気のある学生は減少の一途を辿り
                  いまはデザイナーになりたいという強い意志を持った学生は少なく、多くはなんとなく
                  入学した学生がほとんど。そんな学生にマジメに講釈指導してもそっぽを向かれちまう。
                  ギャグを飛ばしエロいこと言いまくり、くだらないおしゃべりがほとんどの中に
                  ちょいとデザインの真理(そんなものあるのかどうかわかんないけどさ)を挟み込む。
                  これがワイのやり方なんだわさ。

                   今日も今日とて、オッパイチン子エロ味爆発でアドバイスしまくるんだけど、不思議
                  なことに学生は嫌がらない。もうすでに私を掴んでるのかもしれないけど、面白がって
                  もっと言って!みたいな感じなんだ。すでに堂々の老人だから安全牌と理解してる
                  んだろか。口だけでまさか手を出すなんてことはない、と考えてるんだろか。
                  いつか確認してみたいなあ、そこんとこ一体どうなのよ? ってね。

                  亀仙人みたい、なんて言われてオモチャにされてる・・・・・・・な、店主でした。

                   

                  憂歌団の運動会

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                     憂歌団が主催する運動会に行ってきた。なんてね、ウソウソ、ウソですばい。
                     
                     土曜日は孫の運動会、日曜日は憂歌団のライブ。二日続いてのイベントに足を運んだ。
                    早いもので小学校最後の運動会、娘からの応援要請だから絶対に断る事はできないのだ。
                    そのワケ? 前にも書いたかこのコト? およそ20年前、桃色事件を引き起こして、
                    自業自得とはいえ孤立無援のアタイに成人式だから写真撮ろうよ!と家の前まで手を
                    とってくれた娘。その優しさに、心の中で泣いたんだ。氷の世界にホッカイロ手渡された
                    ようで、まさに女神の救いの手だった。その娘だからさ、リクエストには万難を排す。


                     手前左が孫、足は遅く結果は期待してないの

                     ヨーイ!

                     左が孫、アゴが上がっとる、すでに抜かれそうだ、ああ、女の子にも抜かれ、
                    4人中3位。ま、アタイも遅いし、家系だから、そんなもんだろ

                     ひがな一日、燦々太陽の下で運動会見物も悪くない。男の子だから、中学に行けば
                    疎遠にもなるだろ、きっと運動会もこれが最後になるだろうて。いささか感傷的にも
                    なる。プログラムは次々と進み、そして、最後の組み体操・・・・・



                     一人、二人、三人、そして六人。最後、中央に30人程度の大ピラミッドが・・・・・。
                    これがなかなかうまくゆかず、試すこと三回目で見事完成。6段くらいだから指導者も
                    大変だったことだろう。ヒヤヒヤだったんだろう。心中お察し申し上げます。でも、
                    写真はない。残念ながらバッテリーがなくなっちまって、撮る事叶わず。

                     で、翌日

                     まったく久しぶりの日比谷公園。そして野外音楽堂だい。


                     憂歌団のライブいよいよ始まりィ〜。

                     数曲歌って、ドリンクのお代わりを注文する木村君。ま、こっちも飲んでるから
                    問題ナシ。そしてタバコ一服の木村君。う〜む、こっちは禁煙だし、吸いたいし
                    吸えないし、この会場で一人悠然と一服する、なんて贅沢なんだ。

                     開演は午後5時、黄金の時間帯だ。なんたって野外だから、あのクィーンだって
                    ウエンブリーでのライブは夕方開始だった。まだ明るい時間、だんだん夕闇が迫り
                    終わる頃には夜のとばりが降りてきて表情が変わることを満喫できるってもんだ。

                     ご存知の通り、周囲はビルが林立し、いくつかの窓には明かりが。日曜日のこんな
                    時間でも、きっと仕事してるんだろう。都会の一角で、片や日本経済を支えている方々、
                    一方では酒飲みながら愚にもつかない、生活にはなんの役にも立たないブルースにうつつを
                    抜かす方々、この違いが鮮明に感じられて、しかしながら居心地はきわめてイイ。
                     安倍総理を代表とする政府、右傾化や原発問題に憤懣ありつつも一体オレにどうしろと
                    言うのか。なんだかんだ言ってもみんな自民党に投票するし、公明党だって学会がバック
                    とはいえ経済優先で日蓮の教えなんかとっくに忘れてるんじゃないか。そんな不満を
                    飲んでくだまく人もいるけどさ、愚痴ったところで始まらない。そんなら音楽聴いてた
                    ほうがいいじゃんか。65才のアタイはそう思うワケ。


                     そしてお掃除おばちゃん。歌が始まると同時におばちゃんの扮装したお客さん登場。
                    頭にゃ手拭いエプロン掛けで手には箒らしきもの。きっと、この歌が始まるのを虎視眈々
                    準備おさおさ怠りなく待っていたんだろ。きっとこの歌を歌うに違いないと。
                    出てきたとたん、やんやの喝采だ。おかげでバンドも乗ってるように見える。



                     ビリヤードの球に模されたモノが舞台を飾ってたけど、これが客席に放り込まれ
                    ポ〜ンポ〜ンと跳ね回る。昔、ライブ映像で観たことあるけどとても良い趣向。
                    舞台と観客の距離が一気に近くなり、盛り上がる。


                     ♬宵闇迫れば〜 悩みは果てなし〜 フランク永井の「君恋し」も今はむかし。
                    こちとら暗くなれば心は踊るんだわさ。いよいよ最後か? 乏しい照明装置を駆使して
                    ここを先途に盛り上げ奉る。ミラーボールも大活躍さ。

                     で、終わった。でも、誰も帰らない。アンコールだし。夜の帳(とばり)は降りつつも
                    まだまだ明るいからさ、これでオワリってことはないだろ。で、しばし後再登場。
                    2曲ほど演奏して、これが最後でっせ〜みたいな感じでサイナラ〜〜〜〜〜。終了を
                    告げるアナウンスがあり、もうないだろと帰る客多し。でも、まだまだと、拍手が期待を
                    盛り上げて・・・・・・・・・・・ああ、やっぱし、再々登場。

                     三曲ほど熱唱。中でも「君といつまでも」by加山雄三をみんなで大合唱。これが出ると
                    最後なのかな?  岩谷時子の大傑作、誰でも知ってるこの歌、憂歌団の手になると
                    国籍不明の妙な感じになる。最後の一節「ふたりの想いは 変わらない いつまでも」を
                    「いつ まみむめも」と定番のギャグで締めくくる。

                     再々アンコールだから帰った客も多く、会場は一回り小さくなったように感じられ、
                    またステージ近くに集まるもんだから、舞台と観客は一層近くなる。引き締まった
                    会場は素晴らしい雰囲気だ。そんな空間に居られることは、今生きてることを実感
                    出来るステキな一瞬であることは疑う余地はない。これっぽっちも。

                     そんなこんなを思い出してブログを書いてるわけだ。そりゃ憂歌団の歌や演奏も
                    良かったけどさ、正直心に強く残ってるのは会場と雰囲気。ダラダラとビールを飲み、
                    時に唄を聴き時に手拍子を打ち身体全部で音楽に浸る。野外ってのも昂揚させる装置
                    としては最適だし。そのなにもかも一つ一つが心に残る。ライブに来たのは久しぶり、
                    なんたってナマで聴きたいと思うミュージシャンがいないんだからしかたない。
                    憂歌団だって、再結成ってことだから行ったわけだし、これを逃すと二度と聴けない
                    かもと思ったから。

                     ブルースは好きだ、けど憂歌団のCDは一枚だけ。昭和歌謡のカバーアルバムしか
                    持っていない。なんでか? 憂歌団をいつ聴けばいいのかわからないの。彼らの音楽は
                    好きですよ、でもね、私の地下で聴くとなんか変なの。車でも同じでさ、CDを聴く
                    シチュエーションが見当たらない。それはサザンでも同じだし。でも、なかなか日本じゃ
                    根付かないブルースを一人ガンバッテ唄い続けることに共感するわけで。しかもライブの
                    帝王と言われた彼らの演奏ならば音楽好き全方位外交を目指してるアタイなら聴かずば
                    なるまい、ってことで行ったわけでありんすわいな。

                    あのひととき、夢か幻か? いたくご満足・・・・・・・・・な、店主でした。

                     

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